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高橋千秋のまるまる通信#449

○与党の迷走? 麻生さんの迷走? 国会の迷走?
連日、麻生総理の迷走ぶりが報道されていて、今朝のニュースでは「年金の国庫負担の引き上げについても先送り」と言うことを麻生総理が発言したと言うことです。これは、麻生さんだけの責任ではありませんが、4年前に強行採決で決まった年金改革法の中で骨格となっていて、今1/3の国庫負担を1/2に引き上げる代わりに掛け金の引き上げと、給付金の引き下げを決めたもので、法律の中にも書いてあることです。この法律が決まってもう4年にもなるのに、税制改革をして財源を作って来年の4月には実施するというのは与党が言い出したことで、麻生さんも就任直後の代表質問では「来年4月には実施する」と答弁している訳ですから迷走と言われても仕方ないことなのです。こんな基本的なことの迷走は言うまでもなく、麻生さんになってからケアレスミスも続いていて、先日の国会同意人事で公正取引委員会委員の人事提案も閣議決定してから、本人が経歴詐称の問題が民主党の指摘で発覚して取り下げ、河村官房長官が陳謝するということがありました。そして、今日問題になったのは来週10日に参議院の予算委員会でTV中継入りで経済・社会保障問題の集中審議を行うことが決まって、総理以下経済関係の大臣が5人そろって審議をするということが正式に決まっていたのに、今日になって、二階経済産業大臣、つまり経済問題の担当大臣がヨーロッパに出張するためのフライト時間を配慮していなくて、出席できないということがわかったのです。つまり、参議院の国対と省庁、官邸との連絡がちゃんとできていなくて、こんな基礎的なことができていなかったということで、与党から謝罪がありました。経済産業大臣のいない予算委員会の経済集中審議なんて聞いたことがありません。結局、経済産業大臣の答弁は経済の麻生総理がすべてする、ということで開会をすることになったようですが、大丈夫・・・・・・????
すべてに、今の官邸はこんな感じで、ちぐはぐで、経済が大変なことになっているのに、こんなことでは麻生政権の崩壊の前に日本経済が崩壊してしまうのではないか?という心配の声が与党からも出ています。さて、今日は10時からの本会議で2つの法律が採決されました。ひとつは労基法、もうひとつが国籍法です。特に国籍法については全会一致で衆議院を通過しておきながら、選挙が近いと言われていたためにたった3時間の審議だけで、与党の人たちもよくわからずに採決した、とも言われていて、参議院に回ってから大騒ぎになった法律です。昨日開催された、この法律を採決する法務委員会でひと悶着ありました。それは審議が終わった段階で、討論、採決ということになるのですが、討論についてはあらかじめ事前の理事会で決めることになっていて、各党からは特に発言はない、ということで決まっていました。ところが、審議が終わった段階で与党の委員が突然手を上げて意見開陳を要求したのです。 本人は賛成の意見を言うつもりだったらしいけど
与党の理事も聞いていなかったようで、突然の行動にあわてた、公明党の委員長がその委員を指名してしまったのです。しかし、それは委員会の決まりで、手続きを経ずにできないことになっていたことを指摘されて、その意見開陳は幻に終わったのです。法律の中身はともかく、この法律は閣議決定法案で与党が出したものなのに、こんなドタバタで決めることもおかしいけど、もう与党の中がハチャメチャな状態になっています。
今日の採決法案
※労働基準法の一部を改正する法律案
労働時間短縮のために時間外手当について月60時間以上を超える場合、今まで時間あたりの手当てを1.25倍から1.5倍にするというものです。ただ、施行は平成22年4月からで、中小企業については緩和策が取られます。
※国籍法の一部を改正する法律案
母が外国人であって、出生後日本国民である父に認知された子は婚姻した場合のみ国籍を取得できたのを、婚姻していない場合の届出でも国籍取得を可能にするというもので、うそによる犯罪が横行するのではないかという心配もあります。そこで、付帯決議で、さまざまな規定を設けましたが、根強い反対があるのも事実です。

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