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高橋千秋のまるまる通信#441

●国益と思いのぶつかり合い!

25日の「おもいやり予算」に関わる条約の採決のための本会議を終えて成田に向かい、ぎりぎりのフライトでマレーシアのクアラルンプールに行って来ました。本会議では速記にかけないくらいのスピードで白議員が討論を行いましたが、その中で報告があり、米軍基地の住宅には個々の家に電気メーターが付いていないそうです。つまり、まとめて日本が払っているためで、そんな国が省エネなんてできるわけがないし、なんでそんなものまで日本が払うのか・・・。ってなことを思いながら飛行機に乗りました。「アジア人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議」がクアラルンプールにあるマレーシアの国会議事堂で2日間の会議を行うために向かったのです。アジア人口開発基金、通称APPDAという組織が主催するもので、その会長は日本の福田総理、私は副事務総長と言う役を頂いているため議会が紛糾している中で、海外に出れるかどうか、きわどい中での開催だったため、ひやひやの海外出張となったのです。マレーシアに向かう最終便は満員で、多くのビジネスマンが搭乗していましたが、日本からは3人の参議院議員と1人の元参議院議員が出席し人口という視点から、気象変動やリプロダクティブヘルス問題、感染症対策など、さまざまな問題について各国の議員から提議されてから討論を行い、最終的にはこの夏に日本で行われるサミットで取り上げてもらえるように提議書をまとめるというのが今回の会議の主目的でした。会議には19カ国の議員の代表者が出席し、朝から晩まで熱心な討論が続きましたが、こういう国際会議でまとめる決議書のための起草委員会では、それぞれの国の利害や意見がぶつかって大変な作業になるのです。その起草委員になってしまったため、覚悟して参加しましたが、会議は英語で行われ、2ページにわたる文書の一字一句を作っていくのはまるで英語の授業のようで、日本人の私には、意味はわかるものの
微妙な言い回しとなると、もう入っていけません。自分の英語力のなさを恥じるとともに、自分のことを棚にあげて、日本の英語教育について考えさせられてしまいます。今回の会議は基本的には英語で行い、私も少々のことであれば通訳は必要ないという自信もありましたが、提議書の中では、「○○を削減する」という表現を「○○を逓減する・・・」などの表現ともなると、日本語にしたらほとんど一緒なんだから、そんなにこだわらなくても・・・??と思うけど、アジアの小さな国の代表から見ると、なんとかサミットで少しでも自分の表現を表したい、ということなのか、もう必死です・・・。昼休みに友好的に話していても、会議となると攻撃的な意見を言ってきたり、国際会議の難しさを痛感する2日間でした。ともかくも、時間内でまとめることもできて、7月に行われるサミットの議長はこの会議の座長となるべき福田総理ですから、アジア諸国の期待は大きく、我々日本の議員の責任も重大です。
○本当に再議決するの・・・・?
マレーシアの会議の最中がちょうど山口2区の投票日と重なり、今の携帯電話は日本と同じようにメールが使えるため、次々と情報が入ってきます。結果的には大差となり、国際会議の中で同じように日本の国益を考えながら参加していた、自民党の議員の方々とも、夜帰るころには少し気まずい雰囲気に・・・。与党のほうでは「山口2区の結果は国民の民意ではない」などと言い始めていますが、選挙が民意でない、なんていったいどういう感覚なのか・・・?今日の夕刻には東京で再議決反対の集会が行われますが、昨日の深夜12時、つまり今日の0時に60日ルールの期限が切れ、今日29日は祭日だけど、与党は衆議院を招集して今日にも再議決をして、1日でも早く暫定税率を戻すのではないか・?といううわさもあって、28日から5月2日まで海外渡航禁止となったのです。それで、マレーシアの会議もぎりぎりの日程で昨日の早朝に戻ってきたわけですが、帰ってみると、何もなく。これならマレーシアにそのままいてもよかったのに・??おかげで、会議に続いて行われる予定だったボルネオ島の調査を3日からに変更し、再度行くことになりましたので、3日から再び向かいます。このままいくと、明日には衆議院で再議決の本会議が開かれそうです。参議院では上がり法案のための本会議を召集し、休憩にしていつでも問責決議が出せる体制を作ることとなりそうですが、私たちが振り回されるのは仕方がなけど、国民がNOと言っているのに、まったく国民を無視して振り回すなんて・・・・。マレーシアの会議でビルゲイツ財団の研究員からマヤ文明の崩壊にいたる最後の状況が報告された時、「うっん・・??? これってどこかで聞いたことがあるぞっ・・?!」と思って考えて見ると、「これって今の日本?」と気付きました。当時はそのことに誰も気付かなかったそうですが、今は山口2区を見ても国民が気付いています。滅びる前に早くなんとかしなくては・・・・。